店名・代表者名 | ざこ種
青木秀一 |
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業種 | 卸業 |
主な取扱品目 | 青果全般 |
電話 | 0798-22-6892 |
FAX | |
定休日 | 開場カレンダーのとおり |
江戸時代から引き継いで、近郊農家の野菜を大切に・・・
「東川と国道43号が交差するあたりに江戸時代からあった『野市』から始まっていると聞いています。昔はカネサという屋号だったようですね。」そのカネサのマークが染め抜かれている青い前掛け姿の青木秀一さんにお話を伺った。
この店の特徴は地場産の野菜一本で仕事をしていること。農家の数も畑の面積も減って来ているが西宮、尼崎、伊丹、宝塚が中心。「うちは昔から、野菜を持って来て下さる農家さんが店番をしてくれて、手伝ってくれるのよ。」
そうすることで、農家さんと小売りの業者の間に顔馴染みができ『○○さんのとこの△△』と指名が入るようになるという。6月の今の時期は梅の季節なので、葉物野菜のなかで赤紫蘇の山積みが目を引く。
昔は季節の野菜がもっと明確に分かれていたが、品種改良も進み今では葉物なら3週間ぐらいで次々収穫できるので回転は速い。
流通の仕組みが変り、農家の高齢化も心配だが、この市場の老朽化の現状も気になると言う。「世の中も変わっているので、この市場も新しい変化が求められていると思う。」
秋に開催予定の『市場まつり』に、今年も一般の人がもっと参加できるような工夫があればいいと前向きにお話しいただいた。